片足立ちで足を開くと痛みが出る原因
片足立ちで上げた脚を外に開くと股関節にピキッと痛みが出る痛み。通常は股関節の前側のロックが原因ですが、別の筋肉にロックが原因だったりします。
今回はサロンで実際にあった対応例を元に説明していきます。
片足立ちで開くと痛みがする
趣味でスポーツをされていて、バレエの動きのような片足立ち状態で上げた脚を外に開くと股関節にピキッと痛みが出ると40代女性のお客様がご来店されました。
通常は足を開くときの痛みは股関節が原因
内転筋は足を開くときに伸ばされる筋肉
内転筋は特に足を開く時に伸ばされる筋肉であるため、内転筋がロックしていると血行不良による痛みを感じます。
大腰筋がロックしていると片足バランスができない
大腰筋はお辞儀をするときに使われる筋肉ですが、背骨を支え体幹のバランスを作るための筋肉でもあります。大腰筋がロックしていると片足立ちでフラフラします。
片足立ちになっている場合、大腰筋や太ももの筋肉、お尻の筋肉で支えるため、まず大腰筋や大腿直筋をゆるめた後、内転筋をゆるめます。
大腰筋で片足立ちのバランスが改善されることで、多少ゆるんだもの痛みが改善されないままでした。
お尻側の筋肉に問題があった
脚を外に開く動き(外旋)を行う梨状筋をはじめとする外旋六筋のロックが原因です。
スポーツをされている方に多いのですが、筋肉を動かす側のロックが原因で痛みが出る場合があります。
外旋六筋は足を開く動作を行う側の筋肉です。ロックした筋肉は必要以上に縮んでいるため、足を開くときは外旋六筋をさらに縮めなければいけないために力みます。
力んだ状態で外側に傾こうとした場合、コントロールしている内転筋側が強くひっぱられ無理がかかり痛みになっていると考えられます。
大腰筋や内転筋などゆるめた後、梨状筋など外旋六筋をゆるめるとラクになったようです。股関節の開きも改善されたようです。
痛みの原因はひっぱられる筋肉だけではなく、どのような原因で強い負荷をかけているかを動きで見つけて改善するという例でした。
特にスポーツをされている方は複雑な動きを行っているので、あらゆるところに負荷がかかることがあります。
痛みの原因は動かして特定の動きで違和感が出ることで見つかります。根本原因を改善することで痛みの改善も早まります。
当サロンでは常にニュートラルな筋肉の状態で本来の結果を目指すために、日頃のセルフメンテナンスなどもサポートいたします。
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